電子レンジ台・ラックの選び方|狭いキッチンで置き場所を作るポイント
電子レンジを置く場所が足りないとき、レンジ台やラックを置けば解決できそうに思えます。
ところが探してみると、スリムなラック、家電をまとめて置けるもの、収納付きのレンジ台、ゴミ箱の上を使うタイプなど、形はさまざまです。
収納が多いものを選んだら、思った以上にキッチンが狭くなった。コンパクトなものを選んだら、電子レンジがうまく収まらなかった。そんな失敗を避けるためにも、まずは「何を置きたいのか」「どのスペースを使いたいのか」を整理してから選びましょう。
電子レンジ台・ラックは、収納量の多さより「自分のキッチンの困りごとを解決できるか」で選ぶと絞りやすくなります。
電子レンジ台・ラックを買う前に、置ける場所を確認しよう
商品を探す前に、まず確認しておきたいのが設置予定の場所です。
測っておきたいのは、
- ラックを置ける横幅
- 奥行き
- 高さ
- 扉や引き出しを使うためのスペース
- 人が通るためのスペース
などです。
特に狭いキッチンでは、ラックそのものが収まっても、冷蔵庫の扉が開けにくくなったり、通路が狭くなったりすることがあります。
電子レンジそのものに必要な放熱スペースや、設置する台の耐荷重なども確認が必要です。

電子レンジ台・ラックを選ぶときに確認したい5つのポイント
1.電子レンジを置く棚のサイズ
まず確認するのは、電子レンジを載せる部分の寸法です。
ここで注意したいのが、商品ページに書かれているラック全体の外寸だけでは判断できないことです。収納付きの商品では、電子レンジを置く部分の幅や奥行きがラック全体より小さいことがあります。
確認するのは、
ラックの外寸
+
電子レンジを置く棚の内寸
です。
「ラックが置けるか」と「電子レンジが置けるか」は、別々に測って確認しましょう。
2.棚の耐荷重
次に確認したいのが耐荷重です。
電子レンジを載せる棚には、商品ごとに耐荷重が設定されています。見た目には十分頑丈そうでも、電子レンジの重量に対応しているとは限りません。電子レンジ本体の重量と、ラックの該当する棚の耐荷重を照らし合わせて確認します。
ほかの家電も置く場合は、それぞれを載せる棚についても同様です。
3.電子レンジ以外に何を置きたいか
電子レンジだけの置き場所を作るのか、それともほかの家電もまとめたいのか。ここで必要なラックの大きさが大きく変わります。
たとえば、
- 電子レンジだけ置きたい
- 電子レンジと炊飯器をまとめたい
- トースターや電気ケトルも置きたい
- 食器や食品も収納したい
というように、先に載せたいものを書き出してみます。
4.コンセントの位置
電子レンジ台やラックを置くと、壁のコンセントが家具の後ろに隠れることがあります。
購入前に、
- コンセントの位置
- 電源コードが無理なく届くか
- ラックがコンセントを塞がないか
- コードが家具に挟まれないか
も確認しておきましょう。
ラック自体にコンセントが付いた商品もありますが、使用する家電の電源条件を確認することが前提です。
電源コードが届かない場合の対処法や、延長コードを使える条件についても、あわせて確認しておくと安心です。

5.組み立てや移動のしやすさ
見落としやすいのが、購入したあとのことです。
組み立て式なら、
- 自分で組み立てられそうか
- 完成時の重量
- 設置場所まで運べるか
も商品ページで確認しておくと安心です。
キャスター付きなら掃除や配置変更のときに動かしやすくなります。一方、電子レンジを使用するときには、ラックが安定した状態になっていることが大切です。
「置いたあとにどう使うか」まで想像して選びましょう。
電子レンジ台・ラックは4タイプから考えると選びやすい
ここまで確認できたら、キッチンの困り方に合わせてタイプを絞ってみましょう。
大きな家具を置きたくないなら「スリム・ロータイプ」
狭いキッチンで圧迫感を抑えたい場合は、スリムなものや高さを抑えたロータイプが候補になります。
電子レンジだけでなく、炊飯器などを置けるスライド棚を備えた商品もあります。ただしコンパクトな商品ほど、棚の幅や奥行きも限られます。
「小さいから置けそう」で決めず、電子レンジのサイズと必要な設置スペースまで確認しましょう。
複数の家電をまとめたいなら「家電ラック型」
電子レンジのほかに、炊飯器やトースターなどもまとめたい場合は、棚が複数ある家電ラック型が候補になります。
床面積を増やしにくいキッチンでは、家電を縦方向にまとめられることがメリットになります。ただし、どの棚にも好きな家電を置けるとは限りません。
棚ごとに、サイズ・耐荷重・置く家電の設置条件を確認して決めます。
家電と収納をまとめたいなら「収納付きレンジ台」
食器や食品のストックなども一緒に収納したい場合は、扉や引き出しを備えたレンジ台も候補になります。
収納家具と家電置き場を一つにまとめられる一方で、商品自体は大きくなりやすくなります。
狭いキッチンでは、「収納が多いほど便利」とは限りません。扉や引き出しを開けるためのスペースも含めて、無理なく使えるサイズを選びましょう。
床に空きが少ないなら「ゴミ箱上ラック」
キッチンに新しく家具を置く床面積がほとんどない場合は、ゴミ箱の上の空間を利用する方法もあります。
すでにゴミ箱を置いている場所の上を使えるため、電子レンジなどの置き場所を作れることがあります。
ただし、
- ゴミ箱の幅と高さ
- ふたを開けられるか
- 電子レンジを置く棚の高さ
- ラックの耐荷重
- 電子レンジに必要な設置スペース
などの確認が必要です。
ゴミ箱上ラックは「空いている上の空間」を使えるのがメリットです。
ただし、電子レンジを高い位置に置くことになる場合は、食品を安全に出し入れできる高さかも確認しましょう。
レンジ台を買う前に、キッチン家電全体を見直す方法も
電子レンジの置き場所がないと、「新しいレンジ台を買わなければ」と思うかもしれません。でも、今あるキッチン家電を整理すると、家具を増やさなくても場所を作れることがあります。
- 毎日使うもの
- 週に何度か使うもの
- たまにしか使わないもの
と分けて、使用頻度の低い家電を収納へ移せないか考えてみます。

それでも電子レンジを置く場所そのものが見つからない場合は、候補になる場所から整理してみましょう。

電子レンジ台・ラックは「何を解決したいか」で選ぼう
電子レンジ台やラックには、さまざまな形があります。
選ぶときは、最初から商品を眺めるより、
① どこに置くか
② 電子レンジを載せられるか
③ ほかに何を置きたいか
④ どんな収納が必要か
を先に決めると、自分に必要なタイプを絞りやすくなります。
困りごとからタイプを考える
大きな家具を置きたくない
→ スリム・ロータイプ
複数の家電をまとめたい
→ 家電ラック型
収納も増やしたい
→ 収納付きレンジ台
床に新しい家具を置く余裕がない
→ ゴミ箱上ラック
そして、候補の商品が見つかったら、最後に電子レンジ側の設置条件とラック側の仕様の両方を確認します。
「人気のレンジ台」ではなく、「自分の電子レンジとキッチンに合うレンジ台」を選びましょう。
置き場所の困りごとから順番に考えていけば、たくさんある商品の中から必要なものを選びやすくなります。
