浄水型ウォーターサーバーのお手入れは面倒?卓上型3機種の掃除箇所と頻度を比較
浄水型ウォーターサーバーは、水道水を入れて冷水や温水を使える便利な家電です。ただ、申し込み前には「タンクや出水口を、どのくらいの頻度で掃除するの?」と気になるかもしれません。
卓上型でも、給水タンク・出水口・水受けのお手入れは必要です。負担を考えるときは、掃除の頻度に加えて、部品を外して洗い、元へ戻す動きまで確認しましょう。
ここでは、every frecious mini・putio・Locca littaの取扱説明書をもとに、主な掃除箇所と頻度を比較します。
先に確認したい3点
タンクや水受けを洗う頻度/部品ごとに指定された洗い方/取り外して洗える置き場所。この3つを確認すると、続けられそうかを判断しやすくなります。
※2026年10月3日に確認した公開取扱説明書・公式情報をもとにしています。miniは水色カートリッジ用の説明書、putioはクリクラ販売店が公開する説明書を参照しています。届く製品や説明書の版によって案内が異なる場合は、手元の最新の取扱説明書を優先してください。
浄水型でも自分で行うお手入れは必要
内部の衛生を保つ機能があっても、取り外せるタンクや水受け、出水口周辺の掃除まで不要になるわけではありません。今回の3機種はいずれも、利用者が定期的に行うお手入れを説明書で案内しています。
申し込みページの「メンテナンス」には、内部の衛生機能、フィルター交換、本体交換などが含まれることがあります。自分で行う掃除とは、分けて確認しましょう。
※表は横にスクロールできます
| 確認する内容 | 主な役割 | 自分で確認すること |
|---|---|---|
| 日常のお手入れ | タンク・出水口・水受けなどを清潔に保つ | 掃除箇所、頻度、洗い方 |
| フィルターカートリッジの交換 | 水をろ過する部品を交換する | 交換時期、取り付け・交換後の手順 |
| 内部の衛生機能や本体交換サービス | 製品ごとに異なる仕組みで内部の衛生を保つ | 対象の機能・サービスと、利用者が行う作業 |
水を補充する作業も、掃除とは別です。「タンクに水を足すだけで使える」という説明から、お手入れまで省けると考えないようにしましょう。補充する量や動線は、こちらの記事で整理しています。

卓上型3機種の主な掃除箇所と頻度を比較
給水タンク・出水口・水受けを中心に比べると、次の違いがあります。表の名称は読みやすくそろえていますが、実際の部品名や取り外し方は各製品の説明書で確認してください。
※表は横にスクロールできます
| 掃除するところ | every frecious mini | putio | Locca litta |
|---|---|---|---|
| 給水タンク(miniは貯水タンク) | 3日に1回 | 3日に1回 | 1週間ごと・カートリッジ交換時 |
| タンクを収める内部・給水口など | 給水口:3日に1回 カートリッジ挿込口:交換ごと | ホルダー内部:3日に1回・カートリッジ交換ごと | カバー内部(給水口含む):1週間ごと・カートリッジ交換時 |
| 出水口・取り外せるキャップ/コック | 1週間に1回 | コック・取水口:1週間に1回 | 出水口・出水口周辺:1週間ごと |
| 水受け(ドリップトレイ) | 3日に1回 | 1週間に1回 | 1週間ごと |
※参照した各製品の取扱説明書にある頻度を整理しています。すべての掃除箇所を網羅した表ではありません。汚れやこぼれた水に気付いた場合の対応も、説明書に従ってください。
miniとputioはタンクを3日に1回、littaは1週間ごとの清掃を案内しています。ただし、頻度だけで「littaがいちばん楽」とは決められません。タンクを外しやすいか、洗い場へ運べるか、指定された方法で洗えるかも関係します。
洗い方も機種と部品によって違う
給水タンクに洗剤を使えるかを確認する
給水タンクの洗い方には違いがあります。miniは中性洗剤で汚れを落としてよくすすぎ、putioは水道水で洗ってよくすすぐ方法です。littaは中性洗剤または水で洗浄する案内になっています。いずれも、参照した説明書の記載です。
一方、同じ本体の中でも部品によって洗い方は異なります。たとえばlittaのカバー内部には洗剤で洗わない注意があり、タンクと同じ方法では扱えません。
出水口と取り外せる部品を分けて見る
出水口周辺は、取り外したキャップやコックを洗う作業と、本体側の出水口を掃除する作業を分けて確認します。miniはコックキャップの水洗いと、出水口のブラシ清掃を案内しています。putioも、外せるコックの水洗いと、取水口の拭き掃除が別に記載されています。
部品が外れるからといって、本体全体を水洗いするという意味ではありません。洗った部品を戻す位置や方向まで確認し、説明書の手順で取り付けましょう。
背面やフィルターの掃除も見落とさない
水に触れる箇所以外のお手入れも確認しておきましょう。miniは背面エアフィルターを月1回、夏場は頻度を上げて掃除するよう案内しています。littaは本体と背面部分を月1回掃除し、背面のほこりも取り除く案内があります。
背面へ手が届きにくい配置では、こうした作業がしにくくなります。月に何度も行う掃除だけでなく、後ろ側を確認できるかも置き場所を決める材料にしましょう。
putioの年1回の本体交換と日常の掃除は別
putioは、公式サイトで1年に1度のサーバー本体交換を案内しています。カートリッジ交換とも別のサービスです。
本体交換があっても、普段のタンク・コック・水受けのお手入れは必要です。説明書に記載された日常の清掃を、年1回の交換で置き換えることはできません。
本体交換を選ぶ理由にする場合は、交換の受け取り・返送方法や、利用者が行う準備も申込先で確認しましょう。「交換サービスがあるか」と「自分の作業がどこまであるか」を合わせて見ると、利用中の手間を想像しやすくなります。
掃除を続けやすい置き場所を確認する
卓上型は台の上に置くため、タンクやふたの位置が高くなります。本体が収まる寸法だけでなく、部品を取り外して洗い、元に戻せるかを考えておきましょう。
※表は横にスクロールできます
| 確認する動き | 申し込み前に見るところ |
|---|---|
| タンクを外す | 上の棚板や吊り戸棚が邪魔にならないか |
| 洗い場へ運ぶ | 水道までの距離、通路、タンクを持てる高さ |
| タンクを洗う | シンクで扱える大きさか、洗う作業場所があるか |
| 水受けを外す | 前方に手を入れ、部品を取り出せるか |
| 背面を掃除する | 必要な放熱空間に加え、後ろ側へアクセスできるか |
たとえば、給水は容器で注げても、タンクを外そうとすると上の棚に当たる配置があります。水を入れられることと、タンクを取り外して洗えることは、別々に確認する必要があります。
無理に重い本体を持ち上げる前提で置き場所を決めず、部品や背面を扱う手順を説明書で確かめましょう。機種ごとの放熱スペースも必要なので、隙間の広さを一律には決められません。

お手入れの頻度と設置条件から候補を絞る
掃除の頻度が少ない機種でも、タンクを外すのが大変な場所へ置くと、続けにくくなることがあります。まずは各機種の清掃箇所を確認し、候補の置き場所で一連の作業を無理なく行えそうか考えましょう。
そのうえで、本体サイズ、必要な機能、月額料金、契約期間も比べます。お手入れの一項目だけで決めず、利用中の作業と契約条件の両方から選ぶと判断しやすくなります。

候補が決まったら、各社公式サイトで最新の製品情報と申込条件を確認してください。洗い方の詳細は、下に掲載した取扱説明書も参考になります。
「面倒か」は頻度と洗える配置を合わせて考える
浄水型ウォーターサーバーでも、タンク・出水口・水受けなどのお手入れは必要です。3機種で頻度や洗い方が異なるため、申し込み前に使いたい製品の説明書を見ておきましょう。
負担を見積もるときは、「何日に1回か」だけでなく、部品を外す・洗い場へ運ぶ・洗う・戻す動きを想像します。普段の生活の中で続けやすい配置を確保できるかが、機種選びの判断材料になります。
参照した取扱説明書・公式情報
※下記はお手入れ方法を確認するための参照先です。説明書の手順全体を確認してから作業してください。
every frecious mini取扱説明書(水色カートリッジ用・PDF):19〜21ページ
