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分岐水栓なしで使える食洗機はある?工事不要で選ぶときのポイント

分岐水栓不要の食洗機選び
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食洗機を使いたいけれど、「うちの蛇口には分岐水栓を取り付けられない……」そんなとき、食洗機そのものを諦めなければいけないのでしょうか。

結論からいうと、分岐水栓を取り付けなくても使える卓上食洗機があります。代表的なのが、本体のタンクへ水を入れて使うタンク式です。

また、製品によっては給水用の容器から水をくみ上げる自動給水式もあります。シロカでは現在、分岐水栓工事不要のタンク式と自動給水式の両方が展開されています。

ただし、「分岐水栓がいらないなら、どれを選んでも同じ」ではありません。食器の量、本体サイズ、給水方法、排水方法などによって使いやすさは変わります。

ここでは、分岐水栓なしで使える食洗機を選ぶときに、買う前に確認したいポイントを順番に整理します。

分岐水栓なしなら「タンク式」などが選択肢

分岐水栓を取り付けられない場合でも、食洗機を使える可能性があります。

主な選択肢は、

① タンク式(手動給水)
本体のタンクへ自分で水を入れて使用するタイプ

② 自動給水式
給水用の容器などから自動で水をくみ上げるタイプ

です。

分岐水栓なし食洗機の給水方法比較

たとえばPanasonicのSOLOTAは着脱タンク式で、分岐水栓の取り付け工事なしで使用できます。シロカでは、タンク式に加えて、給水専用バケツから水をくみ上げる自動給水式も展開されています。

つまり、分岐水栓が付かない= 食洗機を使えないとは限りません。

タンク式食洗機とは?

タンク式は、食洗機本体に水をためるタンクを備えたタイプです。分岐水栓から自動で給水する代わりに、使用時に必要な水をタンクへ入れます。

最大のメリットは、分岐水栓の取り付け工事をしなくても使い始められることです。

そのため、

  • 対応する分岐水栓がない
  • 水栓工事をしたくない
  • 賃貸住宅などで工事を避けたい

といった場合にも候補になります。

一方で、手動給水タイプの場合は、運転するたびに水を入れる作業があります。

「工事がいらない」という便利さと引き換えに、給水の手間が増えるという点は理解しておきましょう。

選ぶポイント①|一度に洗いたい食器の量

最初に確認したいのは、容量です。同じタンク式でも、一度に洗える食器の量は大きく違います。

たとえばPanasonicのSOLOTA(NP-TML1)は、標準食器で6点です。一方、同じPanasonicのタンク式NP-TSP1は24点です。

つまり、「タンク式=一人暮らし用の小さな食洗機」とは限りません。

まず、

  • 何人で使うのか
  • 1食分ずつ洗うのか
  • 何食分かまとめて洗いたいのか
  • 調理器具まで入れたいのか

を考えましょう。

本体が小さいほど置きやすくなる傾向はありますが、そのぶん一度に入る食器も少なくなります。置きやすさだけでなく、実際に洗いたい量に合っているかを見ることが大切です。

選ぶポイント②|本当にキッチンへ置けるか

次は設置スペースです。

確認するのは本体の、

  • 幅
  • 奥行き
  • 高さ

だけではありません。

扉を開いたときに必要なスペースや、排水ホース、壁・棚・蛇口などとの位置関係も確認します。

たとえばSOLOTA(NP-TML1)の本体寸法は約幅310×高さ435×奥行225mmですが、ドアを開いたときの奥行は約485mmになります。

NP-TSP1は約幅550×高さ600×奥行341mmで、こちらもドア開閉時には必要寸法が変わります。

ですから、「本体サイズだけなら入る!」だけで決めないようにしましょう。購入予定機種の商品ページや取扱説明書で、設置時と使用時の両方の寸法を確認することが大切です。

食洗機の置き場所がない場合の対処法については、別の記事でまとめています。

あわせて読みたい
食洗機の置き場所がない!狭いキッチンに設置する方法と確認ポイント
食洗機の置き場所がない!狭いキッチンに設置する方法と確認ポイント

選ぶポイント③|毎回の給水を続けられそうか

ここは、タンク式を選ぶうえでかなり大切です。手動給水のタンク式では、食洗機を使うたびに水を入れます。

最初は、「工事しなくていいなら、それくらい大丈夫」と思っていても、食洗機は日常的に使う家電です。毎日使うなら、その給水作業も毎日のことになります。

そのため、

  • 給水口の位置
  • 1回に必要な水量
  • 付属カップで何回程度入れるのか
  • タンクを取り外して給水できるのか

などを購入前に確認しておくと安心です。

なお、給水の手間が気になる場合は、製品によっては自動給水式という選択肢もあります。シロカの現行ラインアップには、給水用容器から自動で水をくみ上げるタイプがあり、分岐水栓工事なしで使えます。

「分岐水栓なし=必ず自分で本体へ水を注ぐ」と決めつけず、給水方式も比較しましょう。

選ぶポイント④|排水方法を確認する

分岐水栓が不要だからといって、水まわりをまったく考えなくてよいわけではありません。

食洗機は洗ったあとの水を排水します。

そのため、

  • 排水ホースをシンクへ届かせられるか
  • 排水先を安全に確保できるか

を確認する必要があります。

また、自動給水式などでは、製品や使い方によって給水用・排水用の容器が必要になる場合があります。シロカも、自動給水式では給水用とは別に排水用バケツが必要と案内しています。

「水道につながなくていいから、家のどこにでも自由に置ける」とは考えず、給水と排水をセットで確認することが大切です。

選ぶポイント⑤|将来、分岐水栓式へ変更したいか

今は分岐水栓を取り付けられなくても、

  • 引っ越す予定がある
  • 将来、水栓を交換するかもしれない

という人もいるでしょう。

その場合は、タンク式と分岐水栓式の両方に対応する機種も候補になります。

たとえばシロカの現行タンク式には、分岐水栓式にも対応するモデルがあります。今の家だけでなく、数年先まで使う可能性を考えて給水方式を選ぶのも一つの方法です。

タンク式が向いている人・向いていない人

ここまでを整理すると、タンク式はこんな人に向いています。

タンク式が向いている人

・分岐水栓を取り付けられない
・水栓工事を避けたい
・賃貸などで設備を大きく変更したくない
・毎回の給水がそれほど負担にならない

一方、

タンク式を慎重に検討したい人

・毎日の給水作業をできるだけ減らしたい
・一度に大量の食器を洗いたい
・設置スペースにかなり制限がある
・排水先を確保しにくい

という場合は、容量や給水方式、設置方法を特に慎重に比較しましょう。

条件別|どんな食洗機が候補になる?

分岐水栓なしで使える食洗機といっても、必要な容量や置けるスペース、給水方法によって選びやすいタイプは変わります。

「できるだけコンパクトなものがいい」
「家族分の食器をまとめて洗いたい」
「毎回水を入れる手間を減らしたい」

など、何を優先したいかによって候補を絞ってみましょう。

ここでは、それぞれの条件に合う食洗機の例を紹介します。

一人分・省スペースを優先したい

Panasonic SOLOTA(NP-TML1)

標準食器6点のパーソナルタイプで、本体は約幅310×奥行225×高さ435mm。着脱タンク式で、分岐水栓工事は不要です。

一度に洗う食器が少なく、できるだけ設置スペースを抑えたい場合に検討しやすいタイプです。

一方、標準食器は6点なので、家族分をまとめて洗いたい場合には容量が足りない可能性があります。「置けるか」だけでなく、普段使う食器が一度にどのくらい入るかも確認して選びましょう。

家族分もまとめて洗いたい

Panasonic NP-TSP1-W

標準食器24点に対応するタンク式。約幅550×奥行341×高さ600mmで、奥行を抑えた設計です。

SOLOTAより容量が大きいため、一人分ではなく、家族分の食器もまとめて洗いたい場合に検討しやすいタイプです。分岐水栓工事なしで使いながら、ある程度の容量も確保したい場合の選択肢になります。

一方で、容量が大きくなるぶん本体サイズも大きくなります。特に高さは約600mmあるため、本体が置けるかだけでなく、扉の開閉や上部の空間、蛇口・吊り戸棚などとの干渉がないかも確認しておきましょう。

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将来は分岐水栓式も使いたい

シロカのタンク式・分岐水栓式2WAYモデル

現在のベーシックシリーズなどには、工事不要のタンク式として使いながら、分岐水栓式にも対応するモデルがあります。

まずはタンク式として使い、あとから給水の手間を減らしたくなったときに分岐水栓式へ切り替えたい場合に検討しやすいタイプです。

一方で、分岐水栓式へ切り替える場合は、使用している水栓に対応する分岐水栓の確認や取り付けが必要になります。「将来切り替えられる=どのキッチンでも簡単に切り替えられる」というわけではない点には注意しましょう。

手動給水をできるだけ避けたい

シロカの自動給水式モデル

給水専用容器から自動で水をくみ上げる方式で、分岐水栓工事は不要です。

タンクへ毎回水を注ぐ作業を減らしたい場合に、選択肢のひとつになります。分岐水栓の工事はしたくないけれど、できるだけ給水の手間も減らしたいという場合に検討しやすい方式です。

一方で、給水専用容器や排水用容器を置くスペースが必要になるため、食洗機本体だけでなく、給水・排水まで含めた設置スペースを確認しておくことが大切です。

商品を選ぶ前に、分岐水栓が本当に付かないか確認しよう

ここも大切です。

「分岐水栓が付かないと思っていたけれど、実は対応する部品があった」という可能性もあります。

蛇口の種類によって対応状況は異なるため、タンク式へ決める前に、自宅の水栓へ分岐水栓を取り付けられるか確認しておくと選択肢を狭めずに済みます。

分岐水栓が取り付けられない場合の確認方法や対処法は、こちらの記事で詳しくまとめています。

あわせて読みたい
食洗機の分岐水栓が取り付けられない!使えないときの対処法を解説
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工事不要だけで選ばず「毎日の使い方」まで考えよう

分岐水栓を取り付けられなくても、食洗機を諦める必要はありません。タンク式や自動給水式など、分岐水栓工事なしで使える食洗機があります。

ただし、「工事不要だから」という理由だけで選んでしまうと、購入後に、

  • 思ったより食器が入らない
  • 毎回の給水が面倒だった
  • 置いたら扉を開けられなかった
  • 排水ホースが届かなかった

ということも考えられます。

購入前には、

① 容量
② 設置スペース
③ 給水方法
④ 排水方法
⑤ 将来の使い方

まで確認しましょう。

大切なのは、「分岐水栓なしで使えるか」だけではなく、「自分の家で無理なく使い続けられるか」です。

条件を整理してから選べば、自宅のキッチンに合った食洗機を見つけやすくなります。

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